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2024.08.14
2024/8/14 ㈱犬山カンツリー倶楽部決算、3期連続で増収増益

名古屋鉄道グループで株主会員制の犬山カンツリー倶楽部(18ホール、愛知県)を経営する㈱犬山カンツリー倶楽部(松井隆幸代表取締役社長、愛知県犬山市)は3月27日、東海財務局長宛に第61期(令和5年1月1日~12月31日)の有価証券報告書を提出した。
当期における売上高は5億4401万5千円となり前期に比べ1460万6千円、2・8%増加した。この増加は主として、キャディ数の減少によりキャディフィが9・2%減少した一方で、ビジター来場者の増加によりビジターフィが11・3%増加したこと等によるものとしている。営業利益は販売費及び一般管理費の増加から前期に比べ526万5千円、56・9%減少の398万3千円、経常利益は345万円、37・5%減少の574万4千円となり、当期純利益は前期比683万7千円、77・0%減少の204万円となった。営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも前期より減少したものの、3期連続の増収増益を確保している。

当期の収容実績は、営業日数が前期比2・1%増の348日となり、来場者数は4万7165人(内訳=メンバー1万9526人で5・7%減、ビジター2万7639人で4・1%増)で0・2%減少した。同倶楽部では来場者減少の要因を、新型コロナウイルス感染症が第5類に移行され、旅行や観光等のレジャーの多様化により1日平均来場者数が目標値に比べ1・9人下回る135・5人となったことによるものとしている。
また、当期の販売実績は、プレー収入が3・4%増加したほか、飲食店収入(12・1%増)と売店収入(39・3%増)が大きく増加した。年会費収入は微減、名義書換料収入は3・6%減とやや落ち込んでいる。

なお、令和5年1月に累計来場者300万人を達成したほか、当事業年度の設備投資は1番トイレ改修工事、地下ボイラー室階段改修工事、5番ホールカート路改修工事、従業員食堂エアコン更新工事、クライアントPC一式更新、2階レストラン絨毯及び男子風呂脱衣場床張替え工事など総額1897万1千円にのぼった等と報告している。

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「ゴルフ特信」第7068号より一部抜粋

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