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2024.08.25
2024/8/25 首都圏等2023年入場者、前年比1・23%のマイナス

首都圏等の2023年入場者状況がこのほどわかった。
東京都を除く10県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、長野、山梨、静岡)のゴルフ場利用税に基づく入場者をまとめたもの。
それによると、10県の施設数は昨年12月末現在で837施設(前年同期比2施設、0・24%減)を数え、年間の延べ入場者数は3650万4228人で前年同期の3695万8491人に比べ45万4263人、率にして1・23%の減少(前年は13・47%増)となった。新型コロナウイルスの国内まん延で大きく落ち込んだ2020年(7・34%減)以来のマイナスを記録している。
半期別では、上半期(1~6月)が1713万965人で前年比29万1323人、1・67%の減少(前年は1・15%増)、下半期(7~12月)が1937万3263人で前年比16万2940人、0・83%の減少(0・65%増)だった。

2023年入場者を県別でみていくと、前年実績を上回った県はなく、千葉県(162施設)の延べ入場者数815万720人で前年同期比0・05%減をはじめ、以下、山梨県(41施設)177万8049人で0・06%減、群馬県(67施設=前年比1施設減)264万1236人で0・98%減、埼玉県(83施設)408万5615人で1・35%減、新潟県(42施設)113万2106人で1・43%減、茨城県(114施設)556万3036人で1・44%減、神奈川県(52施設)272万4272人で1・48%減、長野県(66施設)167万3344人で1・57%減、静岡県(91施設=1施設減)380万2850人で2・19%減、栃木県(119施設)495万3000人で2・31%減という状況だった。
首都圏等の23年下半期は、7月が3・59%増で2月以来5カ月振りにプラスとなったが、8月は猛暑の影響から6・89%減と6月(8・72%減)に次ぐ大きな落込みとなった。秋のゴルフシーズンは9月0・13%増、10月3・69%減、11月0・31%増と低調に推移した。12月は暖冬からか1・93%の増加だった。

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「ゴルフ特信」第7071号より一部抜粋

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