上野原カントリークラブ（18ホール、山梨県北都留郡）は、４月１日から「キャディバッグの短期預かり」サービスを開始した。
４月１日より１１００円（税込み）にて、１プレーにつき、最大１カ月間キャディバッグを預かるもの。１カ月間以内に２回預ける場合や次回のプレーが１カ月を超える場合は２回分の料金になる。

佐々木進一総支配人によると、昨年９月からクラブハウスの部分改修（男女浴室洗い場・脱衣室洗面部分・トイレと水回り、それと男子ロッカーの入れ替え、フロントロビーやレストラン・ロッカー等の床のカーペット更新等）を行ってきて３月末に終了。キャディバッグ保管スペースを確保できたことから今回のサービス開始を決めたという。
今まで会員はバッグ保管が可能であったが個数が少なかった。同クラブでは新規会員募集（正会員１３０万円、平日会員58・３万円、専任募集代行＝㈱桜ゴルフ）も行っており、アクティブ会員の増加に対応する考え。また行楽シーズンが始まると帰りの高速道路で渋滞が発生することが多く、電車（ＪＲ藤野駅から無料クラブバス運行＝完全予約制）も利用できること、月単位なら他に預けても年間負担額が少なくなること、それにゴルフバッグの宅配便代が高くなったことからの配慮もあるという。
まだ実際の利用者は数える程度とはいうものの、ビジターでも同じ料金で預け可能としており、同サービスにも着目したいところだ。

ちなみに、ゴルフ宅急便（ヤマト運輸）で関東圏で利用する場合は片道２５１０円（４月１日に３２０円値上げ済み）、往復では２００円割引となるが５０００円近くになり、バッグ保管が誘客策になる可能性もありそうだ。

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「ゴルフ特信」第７０７２号より一部抜粋