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2024.09.24
2024/9/24 2025年にANAホリデイ・インリゾート軽井沢開業

大手ゼネコンの鹿島建設㈱(天野裕正社長、東京都港区)は5月16日、英国のバークシャーに本社を置くIHGホテルズ&リゾーツ(国内運営:IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社、東京都港区、アビジェイ・サンディリアCEO)と国内初の運営委託契約を締結し、2025年に「ANAホリデイ・インリゾート軽井沢」の開業を目指すと発表した。今回の契約締結は、国内における両社間の中長期的な相互発展を見据えたパートナーシップの第一弾としている。
またIHGホテルズ&リゾーツも同日、同様の内容を発表。ANAホリデイ・インリゾート軽井沢は、現在のプレジデントリゾート軽井沢を改装し、2025年初夏に開業する予定とした。開業後は、国内からのゲストはもちろん、世界に1億人以上のメンバーを持つ会員組織「IHGワンリワーズ」を通して海外ゲスト誘客もさらに強化すると表明した。ANAホリデイ・インリゾート軽井沢は、ホリデイ・インブランドとしては日本で10軒目、ホリデイ・インリゾートとしては「ANAホリデイ・インリゾート宮崎」、「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」、「ANAホリデイ・インリゾート安比高原」に続く国内で4軒目のホテルとなる予定。IHGが軽井沢で運営するホテルは「ホテルインディゴ軽井沢」に次いで2軒目としている。

鹿島建設は、プレジデントリゾート軽井沢(群馬県吾妻郡)にてホテル(100室)、コテージ2棟、18ホールのゴルフ場(プレジデントカントリー倶楽部軽井沢コース、平成9年開場、パブリック)、スキー場(軽井沢スノーパーク)4コースを有する。IHG側に一体施設を運営委託する方針だが、鹿島建設によるとゴルフ場名をどうするかは現状のところ未定という。
IHGは、日本でビジネスを展開するインターナショナルホテル企業の代表格としてリーダーシップと存在感を示してきたとし、近年、市場参入以来における過去最大級の成長期にあり、現在国内で55ホテルを展開しているという。
ちなみにIHG・ANA・ホテルズグループジャパンは2006年に設立されたIHGとANAとのジョイントベンチャー会社で、現在国内において、7ブランド(インターコンチネンタル、キンプトン、ANAクラウンプラザ、ホリデイ・イン、ホリデイ・イン エクスプレス、ホテルインディゴ、voco)、47軒のホテルを展開。さらに2025年までに、リージェント、シックス センシズ、ヴィニェット コレクションという3つのラグジュアリーブランドの日本初進出と、5軒のホテルの開業を予定しているという。

ゴルフ特信」第7084号より一部抜粋

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