2024.11.13
2024/11/13 北海道2024年上半期入場者、前年比1・05%の減少
北海道の2024年上半期(オープンから6月末まで)の入場者状況が、北海道ゴルフリポート(札幌市)の調べで明らかになった。
それによると、2024年上半期の延べ入場者は、前年と比較できる14地区109コースで114万3594人を数え、前年同期の115万5752人に比べ1万2158人、率にして1・05%減少し、4年振りのマイナスとなった。延べ営業日数は8892日で前年同期比120日、1・33%の減少。1コース平均入場者数は、前年同期比112人減の1万492人だった。
地区別の入場者状況では、後志地区(小樽、ニセコなど9コース)が前年同期比7・05%増を記録したのをはじめ、石狩北地区(石狩、江別など12コース)2・29%増、十勝地区(帯広、幕別など7コース)1・89%増と3地区で前年実績を上回った。宗谷地区(稚内、豊富など4コース)0・03%増、釧路地区(2コース)0・33%減、空知地区(由仁、栗山など9コース)0・77%減、胆振地区(苫小牧、室蘭など18コース)0・88%減と4地区で1%未満の減少となった。これら7地区では営業日数が前年と同じか前年よりも増加している。あとの7地区は1%台から9%台までのマイナスで、9%台のマイナスは1コースのみの留萌地区9・98%減と日高地区9・34%減の2地区だった。
北海道の今年上半期をみると、3月は断続的な降雪や低温によって融雪が進まず前年同月比44・12%の減少、4月は地域によってはオープンが遅れたものの全体的には比較的天候に恵まれ2・99%の増加、5月はゴールデンウイーク後の降雨、低温、強風が影響し6・48%の減少となった。
6月については、天候に恵まれたうえ、土曜と日曜がそれぞれ1日多かったことが要因となり、集計109コースの延べ入場者数48万5496人で前年同月の46万4917人に比べ2万579人、4・43%増加と好調だった。