一季出版株式会社

2024.11.17
2024/11/17 5月動態統計速報、売上高1・2%減で4カ月連続減

経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の2024年5月分速報を発表した。
同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は106万815人で前年同月比1・3%の減少となり、4カ月連続の減少となった。売上高は106億69百万円で前年同月比1・2%の減少となり、4カ月連続の減少となった。

5月はPGMの月次でも報じた通り、前年に比べ土・日祝日が1日少なかった。平均営業日数は29・3日で前年同月と比べ0・7%減少した。利用料金収入は平日が日数増で0・9%増加も、土・日祝日は日数減で4・0%の減少となった。18ホール換算を計算すると、売上高0・3%減少、利用者数1・7%減少となった。1日当たり利用者数は1・0%減の134・8人となった。客単価は143円増、率では1・4%増の1万57円となり、単価の上昇は続いている。
1~5月の速報データを集計すると売上高0・82%減、利用者数2・44%減となり、やはり天候面で恵まれない要因や単価増で、勢いがなくなってきている。

一方、ゴルフ練習場の5月は利用者数が土・日祝日に8・0%の減少となった影響でトータルでは3・4%減、売上高は1・7%の減少となり、ともに3カ月連続の減少となった。これで5月は21年5月にコロナ禍の反動増で売上高50・7%増の驚異的な回復を見せてゴルフ練習場が賑わったがその後22年5月は売上高2・5%減、23年5月は売上高9・0%減となり3年連続の減少となっている。

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ゴルフ特信」第7107号より一部抜粋

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