2024.12.02
2024/12/2 高室池ゴルフ倶楽部(兵庫)バックティをレッドティに呼称変更
平成6(1994)年10月開場の高室池ゴルフ倶楽部(18ホール、兵庫県加東市)は、今年開場30周年を迎え、クラブハウス内改修工事を行った他、この8月1日からはコース(設計は川田太三氏)のOUTとINを入れ替えるなど様々な改革を行っている。
今回の入替えで最終18番がパー5となり、競技などプレーオフ等での決着が『選手も勝負を仕掛け、そして劇的なドラマが生まれやすくなる』という思いから変更したという。
また新たにティの名称を変更。バックティ(色はブルー)をレッドティ(RT、6775Y)、レギュラー1(グリーン)をブルーティ(BT)、レギュラー2(ホワイト)をホワイトティ(WT)、ゴールドティ(ゴールド)をグリーンティ(GT)、レディスティ(レッド)をイエローティ(YT、4598Y)として色の名称に統一した。
このティの呼称については、レディース、シルバーティなど女性・高齢者を連想させる呼称をやめ、ジェンダーレスな時代へ対応すること、自身の技量に合わせてティを選び、平等に競い合い、何より楽しんでいただきたいと言う思いからイエローティを増設し、飛距離に自身のない方でもパーが狙える距離にあるとしている。また黒(BT)と青(BT)では略称を使用した場合、区別ができない点も考慮。30周年記念事業として全従業員へアンケートを行い検討したとしており、キャプテンと相談の上、フルバックはレッドティに変更したとしている。
この8月1日からカートナビもWドライブレコーダー搭載のマーシャルアイ・プレミアムに変更。より使いやすく、大画面(11インチ)でスムーズな操作が可能という。
また同倶楽部のレストランは全国のゴルフ場で初めて〝神戸牛取扱店〟として神戸肉流通推進協議会から指定登録を受けており、「神戸ビーフステーキスペシャル」(税込み3278円)を数量限定で提供し、好評を得ている。
一方、同倶楽部ではこのほど持続可能な開発目標としての取組みをホームページで開示した。自己完結型のトイレ(㈱TI plusホールディングスのエコノア)を15番グリーン奥に新たに設置。このトイレは浄化槽がなく、排水をきれいにして洗浄水へと再利用(リサイクル)できる環境にやさしいトイレで、導入を検討しているゴルフ場への現地視察の案内や商品紹介を行い、リサイクルトイレの設置が増えることを目指す。設置に当たり電線の敷設やトイレ設置のための基礎工事を行ったが、上下水道の工事は必要なかったという。その他ゴミの回収によるエコ活動も行っており、エコキャップ運動やペグシルを回収しプラスチック部分のリサイクルも行っていると紹介している。