2024.12.04
2024/12/4 大甲賀カントリークラブ(滋賀)韓国SGグループ傘下入り
大甲賀カントリークラブ(油日C=27H、滋賀県甲賀市、神C=18H、滋賀県甲賀市)を経営する大場商事㈱の親会社等が交代したことがわかった。
ゴルフ場のホームページ(https://www.daikoka.com/)に、明確な案内は出ていないが、経営会社の大場商事㈱の会社概要には李義範代表取締役、大場まり子理事長、姜信仲(かん・よんじゅん)支配人とあり、従来の大場昭範代表取締役社長(兼支配人)と交代したことが確認できた。代表者交代は今年1月31日付けで、支配人は3月から交代したという。
同クラブは今年1月26日に関西ゴルフ会員権取引業協同組合に2024年1月1日より当面の間名義書換停止(期間未定)と報告していた。今回親会社交代があったが、会員権の名変について大場商事㈱の東京事務所は「名変停止については今のところそのまま」と説明している。
同クラブの名変停止が明らかになった今年1月当時の関西の会員権業者のブログを拝見すると、会員には退会会員に分割返済していた預託金返還資金が乏しくなり公平性を保つための名変停止で、今後は協力会社やスポンサー等の支援を受ける可能性も示唆していたようだ。
M&A仲介会社のHPによると、韓国SGグループによる滋賀県のゴルフ場取得は今年1月31日にクロージングと表記している。
ちなみに、韓国SGグループが昨年からダイナスティGC北広島(27ホール、北海道北広島市)とダイナスティGC有明(18ホール、札幌市)、それと今年、ノーザンアークGC(18ホール、北海道北見市)を相次ぎ取得し北海道の計3ゴルフ場を買収したことを報じた際に、関西のゴルフ場も取得したと報じたが、大甲賀CCの2コースだったものだ。