経済産業省が発表した「特定サービス産業動態統計」の２０２４年６月確報によると、６月は既報通り利用者数は１０４万１９３１人で前年同月比２・７％の増加。売上高は１０６億86百万円で前年同月比５・０％の増加となり、ともに５カ月振りの増加。四半期別では４～６月の利用者数は６月のプラスが貢献し前年同期比０・１％減まで回復したが５四半期連続のマイナス、４～６月の売上高は１・３％増で２四半期振りプラスとなり２０２０年10～12月（４・５％減）以来では２０２４年１～３月の１・０％減を除いてプラスを保ち、高水準な営業状況が続いていることになる。

一方、ゴルフ練習場の４～６月の売上高は０・４％減で、２０２２年４～６月期の２・０％減以来９四半期（２年と１四半期）連続のマイナスとなったが、１～３月の０・１％減に続きごくわずかなマイナスに留まってきていて、下げ止まりとなるか注目されるところだ。もっとも利用者数をみると１～３月の２・４％減に引き続き、４～６月も２・５％減となり10四半期連続の減少となっており、６月は土日の２日増加もあり１・４％増となったが、四半期ベースではまだ上向いていない。

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ゴルフ特信」第７１２２号より一部抜粋