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2025.01.29
2025/1/29 北海道9月迄入場者、前年比0・20%増で4年連続増加

北海道の2024年オープン~9月入場者状況が、北海道ゴルフリポート(札幌市)の調査により判明した。
それによると、調査した道内ゴルフ場110コースの延べ入場者数は257万5371人で、前年同期(109コース)の257万228人に比べ5143人、率にして0・20%の増加となり、これで4年連続のプラスを記録した。延べ営業日数は1万8940日で前年比8日、0・04%減とほぼ前年並み。また、18ホール換算(2024年2430ホール、2023年2412ホール)は1万9077人で、前年に比べ104人のマイナスとなった。

地区別(14地区)の状況をみると、後志地区(9コース=小樽、ニセコなど)が前年同期比3・93%の増加となり、以下、石狩北地区(12コース=石狩、当別など)3・04%の増加、胆振地区(19コース=苫小牧、安平など)2・87%の増加など8地区で前年実績を上回った。一方、減少したのは6地区あり、オホーツク地区(4コース=北見、紋別など)0・61%の減少、石狩南地区(17コース=北広島、千歳など)1・93%の減少、渡島地区(6コース=函館、鹿部など)3・45%の減少、札幌地区(8コース)3・80%の減少、留萌地区(1コース)7・88%の減少、日高地区(1コース)8・08%の減少と続いた。
北海道の昨年は、3月が断続的な降雪と、低温によって融雪が進まずに営業26コースで前年同月比44%の減少、4月は降雪、低温が続くも天候には恵まれたことから3%の増加、5月はゴールデンウイーク後の降雨と低温が影響し6・5%の減少、6月は土曜日と日曜日の日数がそれぞれ1日多かったのと天候にも恵まれ4・5%の増加となり、オープンから6月までは1・05%の減少となった。7月は、6月とは逆に土日が各1日少なくなり雨も多かったことから5%の減少、8月は豪雨や雷雨など悪天候に見舞われながらも0・3%の増加と前年並みにとどまった。

9月については、ゲリラ豪雨の影響を大きく受けた一昨年の反動と好天にも恵まれたことから、留萌地区(3・92%減)を除く13地区で3%~12%増と前年を上回り、トータル(110コース)の延べ入場者は48万9573人を数え、前年(109コース)に比べ3万2272人、7・06%の増加、前年と比較可能な109コースでは前年比6・57%の増加と昨年一番の伸びをみせマイナス分を相殺している。

関連記事:2024/11/13 北海道2024年上半期入場者、前年比1・05%の減少

「ゴルフ特信」第7139号より一部抜粋

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