一季出版株式会社

2018.11.02
2018/11/2  プレー料金9月指数、東京都区部が54カ月振り下落

総務省統計局が先ごろ発表した平成30年9月の全国消費者物価指数(27年基準、CPI)は101・3ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比1・0%の上昇となり、これで21カ月続けての上昇となった。

 一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の9月の全国指数は98・0Pで前年同月比は0・8%下落し、6カ月振りの下落となった。「東京都区部」の今年9月のプレー料金指数は93・6P(1万829円)で前年同月と比べて4・4%減となり、4カ月振りの下落となった。東京都区部は平成26年4月以降は53カ月間マイナスを記録していなかったが、ついに下落となった。

また、小売物価統計による主要都市部の9月のゴルフプレー料金は8月同様に大阪市が1万1684円(前年同月比72円、0・6%増)で最も高く、福島市が1881円(前年同月比721円、27・7%減)で最も低くなった。率で目立ったのは40・3%増で7225円となった岐阜市、逆に熊本市は37・7%減で2950円であった。集計47都市のプレー料金単純平均は5382円で、前年同月の47都市での5430円と比べ0・9%の下落となり、5カ月振りの下落。前年同月比で上昇は22都市、下落は13都市で上昇が下落都市数を大きく上回ったが、下落都市の下落率が高く平均がマイナスとなった。

関連記事:2018/10/5  全国プレー料金指数、8月96・1Pで5カ月連続増

※「ゴルフ特信」第6295号より一部抜粋

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