2018.12.03
2018/12/3 10月入場者、全国41都道府県トータルで10・04%増加に
東北地区及び首都圏3都県、九州地区の10月入場者状況が判明した。これにより本紙前号既報分(北海道、中部~四国地区)と合わせた全国41都道府県トータルの状況も判明、10%超の増加と久し振りに前年を大きく上回っている。
まず今回判明分を地区ごとでみると、東北地区(108コース、TGA調べ)が延べ入場者数40万7457人で前年同月比4・68%増、栃木県(103コース、県ゴルフ場協議会調べ)が43万4225人で14・72%増、東京都(16コース、都支配人会調べ)が8万2318人で26・71%増、山梨県(38コース、県支配人会調べ)が15万2826人で18・91%増、九州地区(193コース、GUK調べ)が76万1999人で9・56%増となり、いずれも高い伸びをみせた。
一方、全国41都道府県の延べ入場者は1187コースで475万4641人を数え、前年同月(集計1186コース)の432万796人に比べ43万3845人、10・04%の増加となった。10月は北海道を除いて比較的安定した天候だったこともあり好調に推移し、4月以来6カ月振りの増加を記録している。
昨年10月は、梅雨のような長雨が続いたうえ超大型台風が通過してクローズするゴルフ場が続出し、都道府県別では北海道と富山県を除きマイナスとなり全体で11・35%の減少だった。今年10月の増加によって、一昨年の28年レベル(486万3868人)まで回復している。ちなみに今年9月までの月別は、1月4・52%減、2月5・31%減、3月0・98%減、4月1・83%増、5月5・09%減、6月1・15%減、7月14・95%減、8月5・88%減、9月9・93%減。
なお、1~10月累計入場者は3784万4745人で、前年同期の3928万3814人に比べ143万9069人、3・66%減少。1~9月累計の5・38%減から1・72ポイント改善と回復している。