2019.02.01
2019/2/1 中部地区30年ゴルフ場入場者、前年比1・99%減で2年連続減少
中部ゴルフ連盟(CGA)はこのほど、平成30年入場者状況を明らかにした。
それによると、CGAに加盟する8県203倶楽部の延べ入場者数は867万8270人で、前年同期の885万4595人に比べ17万6325人、1・99%の減少となった。平成29年同期の前年同期比0・75%減に続くマイナスとなった。また、1倶楽部平均入場者数は4万2750人で、前年同期より869人減っている。
県別の入場者動向をみると、福井県(加盟10倶楽部)が延べ入場者数30万2028人で前年同期比1・99%増と同地区で唯一前年を上回った。あとの7県は長野県(5倶楽部)が11万9394人で0・01%減、富山県(13倶楽部)が42万1208人で0・11%減、岐阜県(56倶楽部)が266万2315人で0・43%減とほぼ前年並み、愛知県(45倶楽部)が204万7796人で2・44%減、三重県(49倶楽部)が218万8028人で2・83%減、静岡県(4倶楽部)が16万4655人で5・08%減、石川県(21倶楽部)が77万2846人で5・65%減と落ち込んだ。
中部地区の30年は、年初から3カ月連続で減少(1月2・89%減、2月2・51%減、3月3・24%減)する厳しいスタートとなり、7月には豪雨で2桁減(13・51%減)を記録し低迷、他にも9月が9・61%減少するなど計8カ月で前年を下回った。しかし秋以降ようやく持ち直し、10月以降3カ月連続で増加(10月11・69%増、11月0・17%増、12月4・36%増)し、落込みを最小限にくい止めている。
なお12月の県別は愛知県、岐阜県、福井県、石川県、富山県、長野県の計6県が増加、北陸3県と長野県は前年よりも営業できた関係で大幅増加している。あとの2県(岐阜県、静岡県)は減少だが、1%未満のマイナスだった。
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