2019.03.27
2019/3/27 リソル第3四半期、再生エネ事業が大きく貢献
リソルホールディングス㈱(平田秀明代表取締役会長兼CEO、東京都新宿区)は先ごろ、平成31年3月期第3四半期(4~12月)の決算短信(連結)を発表した。
同期間の売上高は163億94百万円で対前年同期比2・5%増、営業利益は8億91百万円で62・6%増、経常利益は8億23百万円で96・0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は1億53百万円で44・5%減となった。
同期間のセグメント別経営成績は、ゴルフ場運営事業が前年同期比で売上高2・8%減の43億08百万円で、利益は7・4%減の3億44百万円、ホテル運営事業が売上高11・4%増の70億63百万円で、利益は3・3%減の11億36百万円、再生エネルギー事業が売上高845・7%増の15億35百万円、利益は927・7%増の5億20百万円等となった。
再生エネルギー事業で第1四半期に15億円以上の売上高を計上したことで全体の業績を押し上げた。もっとも、北海道胆振東部地震や台風、7月豪雨等で、ゴルフ場部門は第1四半期に売上高9・9%減の15億35百万円で、利益は0・6%増の2億01百万円、第2四半期では売上高9・9%減の28億18百万円で、利益は22・1%減の1億67百万円で推移していたため、ゴルフ場は第3四半期までで大幅に戻している。
今期のゴルフ事業について同社では、お客様の利便性向上を図るため受付の無人化とポイント付与・利用を一体化した自動精算機の導入を始めたこと、幅広い利用者を取り込むため初心者向けの「はじめてのゴルフ」等の施策に取り組んだこと、ゴルフ以外のバンケット事業ではゴルファー以外のレストラン利用の集客強化に努めたことなどを報告している。またホテルは京都・河原町三条など3施設の運営を開始したことなどで売り上げを押し上げている。