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2019.05.09
2019/5/9 東京2020五輪のゴルフ競技、7時30分から競技開始

来年7月24日から8月9日までの17日間開かれる東京2020オリンピックの競技スケジュールが大会組織委員会から発表された。史上最多の33競技・339種目が42の競技会場で開催され、開会式と閉会式はともに午後8時から午後11時までの開催となる。

男子ゴルフ競技は7月30日から8月2日まで、女子ゴルフ競技は8月5日から8日まで、ともに霞ケ関CC(埼玉県)で開かれ、競技時間はともに午前7時30分から午後4時までに決まった。男子決勝のある8月2日は「ゴールデンサンデー」と名付けられ午前6時から女子マラソンの決勝(オリンピックスタジアム)、午後7時以降に陸上男子100メートルの決勝、女子決勝のある8日は1日とともに「スーパーサタデー」と名付けられ午後7時から野球男子決勝(横浜スタジアム)、午後8時から男子サッカーの決勝(横浜国際総合競技場)など注目種目の決勝が開かれる注目デーとなっている。

ところで、4月14日まで米・ジョージア州のオーガスタナショナルGCで行われたゴルフの祭典・マスターズで米国のタイガー・ウッズ(43歳)が見事優勝を飾り、米国ばかりか日本でもトップニュース扱いとなり、内外のゴルフ業界にゴルフブーム再来の期待感が高まっている。
タイガーと言えば2000年前後にゴルフ界、スポーツ界を席巻したスーパースターだが、ご存知の通りけがや不祥事などで低迷、ここにきてメジャーでも優勝争いを続けていて見事復活した。これで11年ぶりのメジャー通算15勝目で、米ツアー通算81勝目となり、サム・スニードの最多勝利記録にあと1勝と迫った。また最新の世界ランクが6位となり、各国最大4人までの五輪出場圏内に浮上した。

今年は10月に日本で米レギュラーツアー「ZOZOチャンピオンシップ」が初開催され、タイガーの出場も期待されている。さらにIOCのバッハ会長がツイッターでタイガーと「東京で会えるのが楽しみ」と反応したとの報道もあり、国内外で来年の霞ケ関CCでの東京2020オリンピックのタイガーの出場を期待する声も高まっている。

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※「ゴルフ特信」第6363号より一部抜粋

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