2020.01.31
2020/1/31 ゴルフ人口670万人、入場者は東日本で台風が影響
スポーツ庁は2月28日に発表したH30年度世論調査で、ゴルフ実施が1・5P増の7・4%となり、推定ゴルフ人口は695万人、前年より157万人、29・2%も増えた。「レジャー白書2019」でもゴルフ参加率は6・7%、ゴルフ人口は670万人と前年と同じで、落ち込みは避けられた。
また2019年の全国ゴルフ場入場者数は、1~3月11・96%増、1~6月4・45%増、1~9月4・95%増、10月4・59%減、11月は判明分(中部以西5地区)で1・91%増、1~11月累計4・16%増となっており、年間トータル増加はほぼ確実となっている。
増加となったのは1~3月に前年の積雪による減少の反動が大きく、その貯金によって4月以降も実績が落ちていない状況。もっとも、下半期に入り東日本を中心に台風15号、台風19号など記録的大雨に見舞われ、コース内倒木やライフライン寸断で長期クローズを余儀なくされたゴルフ場もあった。被害が大きかった千葉県や冠水被害でクローズが長引いた関東地区の入場者が集計に含まれていないことから、どの程度先の全国ゴルフ場入場者に影響するかわからない。