一季出版株式会社

2020.03.12
2020/3/12 全国判明分の2019年入場者、前年比3・46%の増加

一部を除く全国の2019年入場者状況が判明した。
首都圏5県及び新潟県を除く全国41都道府県(静岡、長野両県は一部ゴルフ場)1178コースの2019年入場者は4746万68人を数えた。前年の4587万4594人に比べ158万5474人、3・46%の増加となった。また、1コース当たりの入場者数は4万289人となり4万人台に回復、前年の3万8943人に比べ1346人の増加。
地区ごとの延べ入場者状況は、北海道が5・57%増(2018年は前年比5・37%減)、東北地区が1・52%減(2・10%減)、栃木、東京、山梨3都県計が1・46%増(2・86%減)、中部地区が3・78%増(1・99%減)、関西地区が4・57%増(3・03%減)、中国地区が5・61%増(5・56%減)、四国地区が4・28%増(4・03%減)、九州地区が3・27%増(1・81%減)と東北地方を除き前年を上回った。

2019年は各地区入場者で報じたように、雪の影響が少なかった1~2月に前年実績を大きく上回り、その後も比較的順調に推移していたが、10月に台風と台風による記録的豪雨で関東を中心にコースに被害が出たり、長期クローズを余儀なくされるなどして大幅減少を記録した。昨年も異常気象によるダメージを大きく受けた1年だったが、中部以西の各地区が一昨年の地震、豪雨などによる落込みから回復したため、全体でみると東日本の落込みをカバーすることができた。

関連記事:2020/2/8 全国判明分の昨年11月入場者、前年に比べ0・42%増

※「ゴルフ特信」第6472号より一部抜粋

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