2020.04.03
2020/4/3 セブンハンドレッドクラブ(栃木)さくら市と連携協定締結
セブンハンドレッドクラブ(18ホール、栃木県さくら市)を経営する㈱セブンハンドレッド(小林忠広社長)は2月18日、地元のさくら市(花塚隆志市長)と健康増進事業に関する連携協定を締結し、市民の生活の質の向上、健康寿命の延伸および地域活性化を推進すると発表した。さくら市が健康増進事業において企業と連携協定を締結するのは同社が初という。
発表によると、〝本協定は健康増進法に基づく健康増進事業について、企業等と市がそれぞれ対等な立場で協力して実施することにより、市民の生活の質の向上、健康寿命の延伸及び地域活性化を図ることを目的〟としているという。そして①健康的な生活習慣づくりに関すること、②運動習慣や運動に取り組みやすい環境づくりに関すること、③地域社会活性化の向上に関すること--を連携する内容。
さくら市は栃木県中央部からやや北東よりに位置する都市。温泉観光をはじめ、丘陵の緑、清流等の豊かな自然、城下町や宿場町としての歴史、ゴルフ場等の豊富な観光資源を有しているという。住み良さ・住み心地の良い街として2016年には全国(813都市)を対象にした「住みやすさランキング」で栃木県内1位を獲得しているという。人口は昨年4月段階で約4万4千人。
一方、「セブンハンドレッドクラブ」は「みんなが幸せを実感できるゴルフ場」をビジョンに掲げ、あらゆる人々・環境に喜びを提供し、健康で持続可能な社会づくりを目指し、地域の活力を共に生み出す場所として、進化と変革を続けていると紹介。2019年からはフットゴルフのコースを導入し、今年9月から10月に日本で初めて開催されるフットゴルフのW杯「FIFGフットゴルフワールドカップ日本2020大会」の会場にも決定している。
市健康増進課では「市民の健康づくりに設備と、豊富なアイデアの提供を期待している」という。セブンハンドレッドC(https://www.700c.jp/)は20代経営者の小林忠広社長が新たなイノベーションを目指し、700個の新しいことに挑戦(トライ)している。
ちなみに、ゴルフ団体は「健康増進に貢献するゴルフ」、地域との連携を標榜しているところであり、両者の取組みはゴルフ業界からも注目されそうだ。