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2020.04.24
2020/4/24 「みる」スポーツはゴルフがTV・ネットで伸びる

スポーツ庁の「令和元年スポーツの実施状況等に関する世論調査」では、「初めて実施または久しぶりに再開した運動・スポーツ」で「ゴルフ(コースでのラウンド)」が3・7%となり、平成30年の2・8%より0・9ポイント上昇したが、その要因の一つは「みる」スポーツでゴルフが上昇しているためとみられる。
令和元年の〝スポーツを「みる」「ささえる」〟Q25「この1年間にどんなスポーツを観戦しましたか」の〝直接現地で〟は、プロ野球13・7%(前年13・7%)、Jリーグ5・1%(5・1%)、高校野球4・7%(4・9%)、ラグビー2・7%(1・7%)、マラソン・駅伝2・3%(2・5%)、その他野球・ソフトボール2・1%(1・9%)に次いで、7番目にゴルフが1・9%(2・0%)で入り、サッカー日本代表1・8%(1・6%)、大相撲1・6%(1・6%)を上回ったが、ゴルフの前年は2・0%の5位だったため2ランクダウンした。

一方、〝TV・インターネットで〟は、プロ野球44・4%(43・2%)、高校野球44・1%(47・3%)、ラグビー42・7%(15・2%)、サッカー日本代表38・6%(44・3%)、マラソン・駅伝35・3%(42・3%)、フィギュアスケート島33・9%(38・7%)、大相撲29・7%(25・9%)、バレーボール24・9%(19・2%)、テニス24・7%(29・3%)に次ぐ10番目でゴルフが23・0%(19・1%)で登場している。ゴルフは前年19・1%で12番目だったので3・9ポイント、率にして20%もの上昇した。

ゴルフの23・0%の内訳は男性31・2%(26・2%)、女性14・9%(12・1%)と男女とも伸び(男性19%増、女性23%増)ており、いかに昨年、メジャー優勝し、〝しぶこフィーバー〟を巻き起こした渋野日向子選手はじめ黄金世代等が活躍した好影響を物語る結果となっている。
平成30年に〝直接現地で〟が7位、〝TV・インターネットで〟が一覧にもなかったラグビーが、令和元年に躍進したのは、日本開催のワールドカップの影響だろう。

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※「ゴルフ特信」第6486号より一部抜粋

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