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2020.05.05
2020/5/5 岡山県笠岡市、ベトナムのゴルフ場からの寄与金受入れ

日本は人不足により、ベトナムなど外国人の技能実習生を受け入れているが、技能実習生ら外国人の交流に拠点整備費用の一部に充てる目的で、岡山県の笠岡市がベトナムのゴルフ場経営者から1億6千万円の寄付金を受け入れる方針であることがわかった。
市協働のまちづくり課によると、寄付金提供の申出があったのはベトナム・ホーチミンでロンタンゴルフを経営するレ・バン・キエム会長。笠岡ゆかりの代議士の子女がベトナムに学校を建てる寄付をしたことに同会長が恩義を感じ、国際交流を進める東京の一般社団法人を通じて申し込みがあった。キエム会長は大の親日派で、日本の企業との交流も多いとしている。

市では1966年完成で老朽化している労働福祉会館を改修し、国際交流拠点として整備する計画で、今回の寄付金の一部を充てる方針。同市では以前は中国人が中心だったが、ベトナムからの技能実習生中心に500人が来日しており、地域住民等との国際交流の場所にあてる考え。
3月の定例市議会に提出して可決されれば、一般社団も含めて協定を締結し、2021年10月ごろの施設完成を目指すという。

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※「ゴルフ特信」第6489号より一部抜粋

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