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2020.07.29
2020/7/29 NGK、2019年度全国G場入場者速報値1・6%増

一般社団法人・日本ゴルフ場経営者協会(NGK)は、「2019年度全国ゴルフ場入場者数速報値」がまとまったと発表した。それによると、2019年度(2019年4月~2020年3月=3月~翌年2月までの利用行為に係る利用税の課税状況)の全国延べ入場者数は8631万9255人で、前年度の8495万3540に比べ136万5715人増、1・6%増を記録した。施設数は2236施設で21施設、0・93%減となった。
都道府県別では、富山県が前年同期比11・3%増、福井県が10・5%増と2県で2桁の伸び。以下、広島県9・3%増、石川県7・2%増、京都府6・5%増、島根県5・4%増、新潟県5・2%増、兵庫県5・0%増などと続き、36道府県で前年同期の実績を上回った。減少は11都県で関東、九州エリアに集中した。一番落ち込んだ長野県でも3・7%減なので、深刻な減少ではなかったといえる。

四半期ごとにみてみると、第1四半期(4~6月)は日本海沿岸と九州エリアで入場者が大きく増えたがトータル1・6%増と小幅な伸び、第2四半期(7~9月)は中国・四国エリアで好調も九州エリアで落ち込むなどでトータル0・7%増と前年並み、第3四半期(10~12月)は台風で大きな被害を受けた東日本とそうでない西日本で明暗が分かれトータル0・3%減と初のマイナス、第4四半期(1~3月)は暖冬効果で東北、日本海沿岸エリアで大幅増加しトータル5・7%増と高い伸びをみせた。
一方、延べ入場者のうち非課税利用者(18歳未満、70歳以上等)については全国で1939万7747人を数え、前年同期の1803万2706人に比べ7・6%の増加となった。

47都道府県すべてで前年度実績を上回っており、富山県で前年度比30・6%増を記録したのをはじめ計18道府県が10%超のプラスを記録した。
四半期ごとの伸び率は、第1四半期8・1%増、第2四半期8・7%増、第3四半期4・4%増、第4四半期10・4%増と安定して高い伸びだ。

非課税利用者の延べ入場者に占める割合(非課税利用者率)を計算すると、2019年度の全国は22・47%。前年度の21・23%に比べ1・24ポイントの上昇となっている。
都道府県別では、神奈川県が31・86%で全国トップ、2位は東京都で31・18%だった。以下は、20%台が愛知県27・96%など計38府県、10%台が石川県19・97%など計7県。最も非課税利用者率が低いのは青森県16・57%だった。

関連記事:2020/4/16 NGK調べ2019年全国入場者速報、1・9%増

※「ゴルフ特信」第6520号より一部抜粋

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