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2020.11.12
2020/11/12 大幅回復の8月、ゴルフ場入場者が各地で軒並み2桁増

新型コロナウイルス感染拡大に伴うゴルフ場の休業や移動自粛が解除されて以降、ゴルフ場入場者が回復し始めているが、8月はゴルフ場運営大手のPGMが前年比約15%増を記録するなど、全国各地でも大幅な回復をみせている。
8月入場者状況を北から順にみると、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、110コース)は延べ入場者数44万561人で前年同月に比べ1・92%の減少、東京都(都ゴルフ場支配人会調べ、16コース)は7万6376人で10・81%の増加、山梨県(県ゴルフ場支配人会調べ、38コース)は16万2760人で16・39%の増加、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、202コース)は87万54人で17・69%の増加、中国地区(中国ゴルフ連盟、109コース)は38万3215人で26・40%の増加となっている。

北海道は「道外客、国外客が激減している中、それを補う道内客の集客」(北海道ゴルフリポート)による前年水準を確保するにとどまっているが、あとの地区は2桁プラスを記録している。
昨年8月の入場者状況は北海道2・8%増、東京都9・28%増、山梨県3・92%増、中部地区0・48%増、中国地区1・69%増といずれも前年実績を上回っている。このため、今年8月の好調は前年の反動というよりは、新型コロナで激減した4、5月から大幅に回復したものと推測できる。酷暑ではあったが、長梅雨が明けて天候に恵まれたのも、入場者を後押したといえる。

1~8月累計は、北海道が前年同期比14・88%減(1~7月累計18・52%減)、東京都が15・41%減(18・98%減)、山梨県が12・41%減(17・42%減)、中部地区が6・89%減(10・58%減)、中国地区が5・46%減(9・72%減)で、徐々にだが改善に向かっている。

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※「ゴルフ特信」第6558号より一部抜粋

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