2021.01.06
2021/1/6 ワーケーション、リゾート、遊園地でもユニークプラン
リモートワークが増えている中、観光業界をリードする星野リゾートや遊園地のよみうりランドでは、今までにないユニークなワーケーションのプランを発表している。
10月８日に今後の事業展開についてリモートでプレス発表会を開いた星野リゾートでは、星野佳路代表がスキー場のゴンドラでのワーケーションが気に入っていることなどを明らかにしており、「星野リゾート ＯＭＯ７旭川」やリゾートの「リゾナーレ」、ラグジュアリーホテルの「星のや」などでプランの案内を始めた。
リゾナーレ八ヶ岳（山梨県北杜市）が11月10日から始めるのが「テレワークゴンドラ」。アルツ磐梯（福島）で活躍していたゴンドラをテレワーク用に再利用したもので、個室なので会議にも集中できるという。同ゴンドラの利用は無料で専用フォームにて予約を受け付けている。リゾナーレでは７日間から30日間のワーケーションに最適な「セカンドハウスステイプラン」を用意しているという。
また㈱よみうりランド（東京都稲城市）では新プラン「アミューズメントワーケーション」を10月15日から開始した。プールサイドに電源やWi-Fiを備えた専用スペースを用意。平日１９００円（土日２０００円）で、観覧車１時間乗車券（最大４周まで）、園外施設「丘の湯」のタオル無料、ゴルフ練習場「よみうりゴルフガーデン」のレンタルクラブ３本、20球無料が付く。同プラン利用者は駐車場無料となる。
同ランド広報部では「受付開始から10日ほどで１１４件以上の申込みがありました。女性の利用者もあります。観覧車は皆さん乗られますし、隣のよみうりＧＣも見えます。当社はゴルフ場も経営していますので、未経験者の方にもゴルフに誘導したいですね」と話している。
ワーケーションは、遠出をしてホテル等の整備された環境で行うものと考えられたが、Wi-Fi環境さえ整えば、今回紹介したような場所でのワークも可能だろう。
