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2021.01.24
2021/1/24 ㈱平和の第2四半期、ゴルフ事業通期予想15・1%減

11月10日に2021年3月期第2四半期(4~9月)連結業績を発表した㈱平和(嶺井勝也社長)は13日に決算説明資料を公開し、完全子会社でゴルフ事業のパシフィックゴルフマネージメント㈱(PGM、田中耕太郎社長)の第2四半期における業績内容を明らかにした。
同期間のゴルフ事業は売上高348億88百万円で21・3%減、営業利益24億60百万円で65・8%減であった。4~9月の来場者数は388・3万人で前年同期の435・9万人と比べ10・9%減、顧客単価は7873円で前年同期の9078円と比べ13・3%減となり、来場者数は減少、顧客単価は大幅に減少したとしている。顧客単価の内訳は「グリーンフィ+カートフィ」5710円(前年同期6029円比5・3%減)、「キャディフィ」175円(269円比34・9%減)、「プロショップ」393円(388円比1・3%増)、F&B(飲食)1366円(2008円比32・0%減)、「その他」227円(381円比40・4%減)とプロショップ以外は減少した。

また、緊急事態宣言解除以降、来場者数は徐々に回復、悪天候の少なかった7~9月は来場者数が217・7万人で前年同期比4・1%増加。ただしスループレーの増加、コンペの減少等により、顧客単価はF&B単価が大幅に減少し8097円で前年同期比7・2%減少したという。
市場動向については、来場者数・顧客単価は回復傾向で、特に来場者数については今後も回復する余地ありと報告しているが、顧客単価については前出の理由で前年比プラスは当面厳しい見通しという。12月1日からはANXグループから石岡GC(18ホール、茨城県)など4ゴルフ場を取得し運営開始する予定で、また今年1月30日付けでスポーンサー基本契約を締結した池田CC(27ホール、大阪府)は第4四半期に取得・運営開始予定としている(近日中に再生計画案の書面投票結果が出る見通しだ)。
なお、㈱平和の2021年3月期連結業績予想は売上高1248億円(13・7%減)。ゴルフ事業の売上高は704億円で前年同期比15・1%減、営業利益は43億円で53・7%減の予想と、大幅改善は難しいと予想している。

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※「ゴルフ特信」第6586号より一部抜粋

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