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2021.02.14
2021/2/14 全国の11月判明分入場者、前年同月比5・18%のプラス

全国の11月判明分のゴルフ場入場者状況が、各地区ゴルフ連盟及びゴルフ団体、ゴルフ誌の調べで明らかになった。
一部関東等を除く41都道府県の入場者が判明したもので、1168コースの延べ入場者数は479万4228人で、前年同月の455万7920人に比べ23万6308人、5・18%増加した。10月の5・34%増に続く5%台の伸びをみせている。

地区・エリア別の延べ入場者数及び増減率を北から順にみていくと、北海道(108コース、北海道ゴルフリポート調べ)は延べ入場者数16万9916人で前年同期比33・11%増、東北地区(104コース、東北ゴルフ連盟調べ)は34万2655人で11・43%増、関東3都県(栃木、東京、山梨計156コース、栃木はゴルフ場協議会、東京及び山梨は支配人会調べ)は69万5565人で6・17%増、中部地区(201コース、中部ゴルフ連盟調べ)は93万7702人で2・02%増、関西地区(238コース、一般社団法人・関西ゴルフ連盟調べ)は112万3530人で1・17%増、中国地区(109コース、一般財団法人・中国ゴルフ連盟調べ)は44万3512人で4・72%増、四国地区(59コース、四国ゴルフ連盟調べ)は22万7500人で6・29%増、九州地区(193コース、九州ゴルフ連盟調べ)は85万3848人で6・68%増。都道府県別では、岐阜(1・47%減)と大阪(1・36%減)の2府県で1%台のマイナスとなったが、あとの39都道府県はプラスで、プラスのうち北海道の33・11%増を筆頭に12都道県が2桁の伸び率となった。

11月は、土・日祝日の日数が昨年同月に比べ1日多いうえ天候にも恵まれたことから、全国的に入場者が増えた。30%以上増加した北海道では、2015年同月の約17万5千人に次ぐ2番目に多い入り込み、前年同月比の増加数では2003年、2017年に次ぐ3番目と高水準だったという。コロナ禍ではあるが、屋外スポーツのゴルフは入場者が堅調に推移している。

一方、1~11月累計は、全国1172コースの延べ入場者が4173万5541人を数え、前年同期(1175コース)の4372万9223人に比べ199万3682人、4・56%減となった。地区・エリア別では、北海道9・41%減、東北地区3・17%減、関東3都県6・83%減、中部地区4・39%減、関西地区3・51%減、中国地区2・96%減、四国地区2・44%減、九州地区4・28%減となっており、減少幅が縮まってきている。

関連記事:2021/1/27 全国の10月判明分入場者、前年同月比5・34%のプラス

※「ゴルフ特信」第6598号より一部抜粋

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