2021.02.15
2021/2/15 10月プレー料金指数、109・5Pで0・7%上昇
総務省統計局が発表した令和2年10月の全国消費者物価指数(27年基準、CPI)は101・3ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)となり、3カ月連続の下落となった。
また、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の10月の全国指数は109・5Pで、前年同月比は0・7%上昇し、これで4カ月続いての上昇となった。「東京都区部」の10月のプレー料金指数は148・4P(1万5735円)で前年同月比22・0%上昇、11月は147・2Pで21・0%上昇と今年3月以降、8カ月連続の上昇となっている。特に東京都は7月19・3%上昇、8月20・2%上昇、9月26・4%上昇でもあり、11月で5カ月間20%前後の大幅上昇が続くという、異常値が続いている。
一方、小売物価統計による主要都市部の10月のゴルフプレー料金でみると、東京都区部が1万5735円(11・8%増)で最も高く、上昇度も目立つ。逆に福島市は1289円(4・0%増)で低い。集計46都市のプレー料金は本紙集計の単純平均で5557円となり、前年の47都市での5760円と比べ3・5%の減少となっている。これで7カ月連続の減少だ。
46都市中で9都市が上昇、24都市が下落であった。東京都など一部の都市での異常上昇で、全国のプレー料金指数が上がっているとも考えられる。