2021.06.03
2021/6/3 JGA、日本で来春スタートのWHS専用サイト開設
公益財団法人・日本ゴルフ協会(JGA)は、松山英樹プロのマスターズ初制覇でゴルフ界が盛り上がっているなか、4月14日に新たにハンディキャップ専用サイトをオープンしたという。2022年4月のWHS(ワールドハンディキャップシステム)の国内導入に向けて、ハンディキャップインデックスの取得者増加や利用するゴルフ場の増加といった、普及を目的に、様々な情報を発信していくとしている。
同専用サイトでは「世界統一ハンディキャップいよいよスタート」、〝日本国内での普及に取り組む、日本のリーダーに話を聞いた〟、〝ハンディキャップは、ゴルファーの本当の実力値〟と題して今城瑛夫JGAハンディキャップ委員長が登場。〝WHSは世界共通の計算方法で、ゴルファーの実力を判定する、画期的なシステムです。もちろん、算出されたハンディキャップインデックスは、世界中で使用できるので、実力の異なるプレーヤーとも公平にラウンドすることができます。〟などとして若松GC(福岡)では同インデックスを採用して月例競技参加者が20%増加したなどと報告している。
また今城委員長は「コロナ禍において、ゴルフ熱の高まりを感じています。特に若い世代にゴルフが広まったのは嬉しく思っています。プロゴルファーとのハンディキャップインデックスを使用したアンダーハンディ競技など、若い世代に興味を持ってもらえる企画をメディアを通して発信していきたいと思います。ハンディキャップインデックスを取得することで、モチベーションの向上につながり、もっとゴルフを楽しんでもらいたいと思います」とコメントを寄せている。
そのハンディキャップ取得方法では〝ゴルフ場会員権が無くてもOK。5ラウンド分のスコアを提出すれば、ハンディキャップが取得可能です。ゴルフ上達のモチベーションに活用しましょう!〟と案内。JGA個人会員(JGAプレミアム会員とJGAグリーンクラブ会員の2種類)に入会して取得する方法や、JGAジュニア会員、または楽天(楽天GORA/JGAハンディキャップ倶楽部)やGDO(GDO・JGA倶楽部)のネット予約を通じた取得、それに日本学生ゴルフ連盟、都道府県ゴルフ競技団体、JGA加盟倶楽部、PGS加盟コースを通じて取得が可能と案内している。