一季出版株式会社

2021.12.08
2021/12/7 9月プレー料金、全国15カ月上昇、東京2カ月連続下落

総務省統計局が発表した令和3年9月の全国消費者物価指数(CPI、2020年基準)は99・8ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で、前年同期比0・1%上昇、昨年7月以来の上昇となった。宿泊料や灯油などの上昇が目立った。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の9月の全国指数は102・4Pで、前年同月比は3・8%上昇し、これで15カ月続いての上昇となった。「東京都区部」の9月のプレー料金指数は98・2P(1万2785円)で前年同月比1・3%下落し、2カ月連続の下落となった。また東京都区部の10月速報値は118・3Pで前年同月比は2・1%下落し、3カ月連続の下落となっている。東京都区部は昨年8月に対前年比で20・2%増、9月は26・4%増と上昇が急であったため若干の揺り戻しとなったものだ。

小売物価統計による主要都市部の9月のゴルフプレー料金でみると前記通り、東京都区部が1万2785円(1・3%下落)で最も高く、福島市が1518円(19・9%上昇)で低い。増減率では松山市が36・9%増(7400円→1万133円)と依然高く、静岡市が26・1%減(1万263円→7587円)と低くなった。集計46都市では本紙集計の単純平均で5395円となり、前年の46都市での5234円と比べ3・1%の上昇となった。これで3カ月連続の上昇で、全国の料金指数同様に上昇が続く様相となっている。

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※「ゴルフ特信」第6725号より一部抜粋

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