2022.02.04
2022/2/4 11月プレー料金、全国17カ月上昇、東京4カ月連続下落
総務省統計局が発表した令和3年11月の全国消費者物価指数(CPI、2020年基準)は100・1ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で、前年同期比0・1%上昇、3カ月連続の上昇となった。前月に引き続き宿泊料や灯油などの上昇が目立った。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の11月の全国指数は108・3Pで、前年同月比は1・1%上昇し、これで17カ月続いての上昇となった。「東京都区部」の11月のプレー料金指数は118・3P(1万5402円)で前年同月比1・4%下落し、4カ月連続の下落となった。ただし東京都区部の12月速報値は同じく118・3Pで前年同月比は0・7%上昇し、5カ月振りの上昇となっている。東京都区部は対前年比で大幅な上昇が続いていたため一時下落が続いたが、歯止めがかかった形だ。
小売物価統計による主要都市部の11月のゴルフプレー料金でみると前記通り、東京都区部が1万5402円(1・4%下落)で最も高く、福島市が1518円(17・8%上昇)で低い。増減率では松山市が36・9%増(7400円→1万133円)と依然高く、宇都宮市が39・9%減(3033円→1824円)と低くなった。
集計46都市では単純平均で5588円となり、前年の46都市での5519円と比べ69円、1・3%の上昇となった。これで5カ月連続の上昇で、全国の料金指数同様に上昇が続く様相となっている。