2022.03.04
2022/3/4 21年コース名称変更、2コース減の19コース
ゴルフ場名変更は、2021年は19コースとなり、前年より2コースの減少となった。
ゴルフ場の名称変更は、経営交代の増加で2004(平成16)年の98コースがピークとなり、08年に63コースがあった以外は30コース前後で推移、また16年に39コースと増えた後は20コース強で推移し、一昨年の19年24コース、昨年の20年は21コースとなっていた。
21年に名称変更した19コースの内、名称変更の最大要因は11コースの経営交代となっており、半数を占めた。ここ数年の名称変更は経営交代要因が18年86%、17年55%、16年44%、15年85%で半数ないし大半のどちらかに偏っていて20年は43%だったので、2年続けて半数近いパターンとなった。
20年12月にPGMがANXグループから4コース取得し、昨年4月にPGM石岡ゴルフクラブ ジャック・ニクラウスゴルフコース(18ホール、旧・石岡GC、茨城)等と名称変更。PGMでは民事再生のスポンサーとなりグループ入りした池田CCも名称変更した。
同じ4月には亀山湖CCの再生スポンサーとなったリソルグループが木更津東CC(18ホール、千葉)にコース名を変更した。その他、オーソルヴェール軽井沢C(同、長野)、伊豆大島RGC(9ホール、東京)、たいわGC(18ホール、宮城)、広島吉和の森GC(同、広島)が経営交代による名称変更。THE RAYSUM(同、群馬)と、篭坂GCと富士高原Gコースのハウス共有化の富士篭坂36GC(36ホール、静岡)はリニューアルが契機となった。
また八幡CCは倶楽部を解散し、「ザ セイントナイン 東京」(18ホール、千葉)に変更し、注目を集めた。
サンコーグループは京和C(同、愛知)と榊原温泉C(同、三重)でグループ冠に統一した。
なお、今年はサンクチュアリ霞南GCが親会社交代により、霞南GC(18ホール、茨城)に変更している。