2022.04.26
2022/4/26 東急リゾーツ&ステイ、プラスチック廃棄量削減の取組
東急リゾーツ&ステイ㈱(東京都渋谷区、田中辰明代表取締役社長)は3月30日、環境に配慮した取組として、同社運営各施設のアメニティ製品を〝わら〟等を配合したバイオマスアメニティに順次変更していくと発表した。
同社ではこれまでも、持続可能な開発目標「SDGs」達成に向けた取組の一環として、ストローや買物袋(レジ袋)等のプラスチック製品の利用削減や、アメニティ製品を必要な分だけセルフで取る「アメニティバー」の設置など、プラスティック廃棄物の削減に取り組んでいる。
今回発表した取組は、今年4月1日に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されるのに伴い、アメニティ製品(歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、シャワーキャップ)をバイオマス製品に順次変更し、同社が運営する86施設(リゾートホテル7施設、東急ステイ30施設、ゴルフ場24施設、東急ハーヴェストクラブ25施設)に導入していくものだ。
バイオマスアメニティは、製品の素材に〝わら〟や〝さとうきび(シャワーキャップのみ)〟を主とした生物由来資源を配合してプラスチックの使用量を抑え、製品の包材原料も80%が紙原料を使用している。このバイオマスアメニティによって、アメニティ製品のプラスチック使用量を4割以上削減することを見込んでいる。