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2022.05.24
2022/5/23 小樽カントリー倶楽部(北海道)ファースト・ティー活動を開始

株主会員制の小樽カントリー倶楽部(新コース18ホール、旧コース9ホール、北海道小樽市)は、本年度〝ファースト・ティー・ジャパン@小樽カントリー倶楽部〟と題した活動を始める。
小学1年生~中学3年生を対象に、ゴルフを通じて豊かな価値観を学ぶを主の目的にして色々なプログラムを行う。第一土曜日に月1回、5月~10月まで開催。受講料は各回1000円(初回の5月7日は無料)。定員は20名で、会員の子孫を優先するとしている。

同倶楽部の案内では、ファースト・ティーについて、1997年にスタートし、アメリカやニュージーランド、カナダのゴルフ場や学校で展開、全世界で200以上の支部、1000カ所以上の施設で1400万人以上の子供達が参加してきたプログラムとしている。特徴は、①「目的は人間形成プログラム」=ゴルフを通じて豊かな価値観を学ぶことを主の目的として、9コアバリューという9つの価値観を学んでいく、②「段階的なプログラム」=様々な教育学や心理学に基づき、年齢別に体系化されたプログラム、③「地域や学校との連携」=学校のカリキュラムや地域活動の一つとしても実施されている--と説明している。
同倶楽部によれば、「これまでジュニア、キッズの活動はしていたが、姉妹コースなどでファースト・ティーを始められるゴルフ場が多く、当コースも始めることになった」と説明している。
また同倶楽部ホームページでは、コース内に排水不良個所があり排管工事を行っている状況を報告している。「元々、砂地だったので排水は良かったが、50年近く経過して粘土質になったようです」と同倶楽部支配人は説明するが、一般のプレーには支障のないように徐々に工事を行うという。

一方、9ホールの旧コースでは手引きカートを導入し、今シーズン歩きでのプレーも受け入れる。支配人は「乗用カート以外に、旧コースは北海道のゴルフの発祥の地と言われた旧・銭函コースで、手引きカートが似合うし、面白い。ゴルフは本来歩きのスポーツなので、短時間でプレーできる歩きの9ホールプレーを増やしていこうと考えている」という。

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※「ゴルフ特信」第6789号より一部抜粋

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