一季出版株式会社

2022.10.09
2022/10/9 リソルHD第1四半期決算、大幅な増収増益

リソルホールディングス㈱(大澤勝代表取締役社長、東京都新宿区)は先ごろ、2023年3月期第1四半期(4~6月)の決算短信(連結)を発表した。
同期間の売上高は前年同期比152・6%増の82億36百万円、営業利益は13億70百万円(前年同期は6億28百万円の損失)、経常利益は13億38百万円(5億27百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億01百万円(6億91百万円の損失)と大幅な増収増益で黒字転換した。

同期間のセグメント別の経営成績は、ホテル運営事業は売上高が前年同期比109・5%増の14億47百万円で利益は5億70百万円の損失(前期6億02百万円の損失)、ゴルフ場運営事業売上は18・2%増の17億39百万円で利益は24・8%増の2億82百万円、リソルの森(CCRC)事業は40・9%増の9億02百万円で利益は65百万円(12百万円の損失)、福利厚生事業は3・8%増の2億25百万円で、17百万円の損失(45・4万円の損失)、再生エネルギー事業は80・4%減の52百万円の売上で利益は17・7%減の25百万円、投資再生事業は4万571・2%増の39億25百万円で17億33百万円の利益(4百万円の損失)となった。
ホテル運営事業では、企業研修の団体長期宿泊、ビジネス出張、レジャー・観光宿泊などの動きが活発になったそうで、新規1ホテルの開業と1ホテルを開業準備。新規事業のリソルステイ事業では、貸別荘ニーズの高まりを背景に、「スイートヴィラ」ブランドを拡大したという。

ゴルフ運営事業では需要に合わせてプレー単価を変動させる「レベニューマネジメント」により売上が向上。「スパ&ゴルフリゾート久慈」と「瀬戸内ゴルフリゾート」において展開している「ゴルフバケーションクラブ」の販売強化を図り、新規事業の〝フェアウェイフロントヴィラ事業〟のグループコースへの拡大展開を推進した。
リソルの森(CCRC)事業では、ゴルフ部門はプレー単価が向上、宿泊部門でのグランピングエリアの高単価・高稼働率、ゴルフ会員権やリゾート会員権の販売が好調だったという。
最大の増収増益要因となった投資再生事業では、旧ゴルフ場を用途変更し、販売用不動産としてゴルフ場敷地内に開発した福島石川太陽光発電所第二設備の信託受益権(40%)を売却したとしている。
なお、通期の連結業績予想については新型コロナの影響等で未確定要素が多く、未定としている。

ちなみに、同社は東急不動産から4コースの取得契約を結び、来年2月に関西CCと三木よかわCC、来年3月に有田東急GCと望月東急GCの取得を予定している。

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※「ゴルフ特信」第6836号より一部抜粋

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