一季出版株式会社

2023.04.30
2023/4/30 国内旅行・観光消費額、22年は単価上昇し17・2兆円

観光庁は2月15日に、2022年の国内旅行消費額(速報値)が17兆1695億円にのぼったと発表した。これは前年比87・0%増で、コロナ前の2019年比較で21・7%減まで回復したという。
日本人の国内旅行額は2012年の19・4兆円から14年の18・4兆円が最低で、19年には21・9兆円(うち宿泊旅行17・2兆円、日帰り旅行4・8兆円)に達したが、コロナにより20年は10兆円(7・8兆円、2・2兆円)、21年9・2兆円(7・0兆円、2・2兆円)まで落ち込んでいた。22年17・2兆円の内訳は宿泊旅行13・7兆円、日帰り旅行3・4兆円となっている。

ちなみに22年の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は4万1070円(宿泊旅行5万9059円、日帰り旅行1万8520円)で前年比は19・9%増、12年以降一番高かった19年の3万7355円と比較しても9・9%増加した。
全国旅行支援により、単価が上昇したとみられている。

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「ゴルフ特信」第6906号より一部抜粋

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