2023.05.19
2023/5/19 首都圏等2022年入場者、前年比1・15%のプラスに
首都圏等の2022年入場者状況が、本紙の調べでこのほどわかった。
東京都を除く10県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、長野、山梨、静岡)のゴルフ場利用税に基づく入場者をまとめたもの。それによると、10県の施設数は昨年12月末現在840施設で、前年に比べ3施設の減少。10県840施設の年間延べ入場者は3691万421人を数え、前年同期の3649万656人に比べ41万9765人、率にして1・15%の増加(前年は13・47%増)となった。半期別では、上半期(1~6月)が1742万6333人で前年比29万3179人、1・71%の増加(28・09%増)、下半期(7~12月)が1948万4088人で前年比12万6586人、0・65%の増加(3・05%増)だった。
2022年入場者を県別でみると、静岡県(92施設)の388万8594人で2・63%増(前年は13・53%増)を筆頭に、以下、栃木県(119施設)506万9934人で2・60%増(11・59%増)、神奈川県(52施設)276万5301人で2・57%増(17・11%増)、長野県(67施設=前年比1施設減)169万8681人で2・10%増(16・48%増)、埼玉県(83施設)414万1609人で1・47%増(17・26%増)、新潟県(42施設=前年比1施設減)114万8474人で1・18%増(3・90%増)、茨城県(114施設)564万4063人で0・75%増(12・81%増)、群馬県(68施設)266万7390人で0・68%増(10・84%増)、千葉県(162施設=前年比1施設減)810万7297人で0・46%減(12・79%増)、山梨県(41施設)177万9078人で0・48%減(18・09%増)。8県で1~2%程度の増加、2県で微減だった。
前年の2021年は、コロナ元年で激減した前々年の反動に加え、3密を避けられるスポーツとしてゴルフが注目を集め、10県トータルの伸び率が13・47%増加の大幅増加を記録した。22年は、依然としてコロナ禍ではあるものの緊急事態宣言やまん延防止等重点措置といった行動制限がなくなり、他のスポーツやサービスに流れているためか、小幅な伸びにとどまっている。