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2023.06.11
2023/6/11 鹿沼カントリー倶楽部(栃木)県内企業初の無人芝刈機を2台導入

鹿沼グループ(福島範治代表)の鹿沼カントリー倶楽部(45ホール、栃木県鹿沼市)は先ごろ、無人芝刈機を2台導入し運用を開始した。同倶楽部によれば、栃木県内に本社を置く企業で初の導入としている。
同倶楽部のビジョンである「また来たいと思ってもらえる次のゴルフ場を創り出す」の実現に向けた取組みの一つとして、㈱共栄社(林秀訓社長、愛知県豊川市)のフェアウエイの無人芝刈機「バロネス無人芝刈機ULM271」(5連リールモア)を2月27日に導入したとしている。

無人芝刈機ULM271は、2021年11月に正式販売を開始。ティーチ・MAP方式を採用し、ゴルフ場スタッフが芝を刈った情報を機械が記憶し、その情報を機械が無人状態でプレイバックして同様な動作、走行を行う。GNSS衛星を利用してより高精度な位置測定を行うとともに、ゴルフ場内に設置する基地局からの電波によるGPS補正を行い正確な運転再現技術で芝刈作業を実施するという。
同倶楽部では、事業を継続し雇用を守るためにも効率化と省力化に注力することが必要で、人手不足を理由にコースの品質が落ちてしまってはビジョンの〝また来たい〟にはつながらない。無人芝刈機の導入は、これからのコース管理手法のベースづくりの第一歩と考えているとしている。

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「ゴルフ特信」第6919号より一部抜粋

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