一季出版株式会社

2023.07.28
2023/7/28 全国判明分1〜3月入場者、前年比2・79%のプラス

全国判明分の1〜3月入場者状況を報じる。
今年は、1月が10年に1度の低温が日本列島を襲い大雪に見舞われる地域もあり、2月が1月の寒さから一転比較的天候に恵まれ、3月が中〜下旬の雨を除き桜の開花が昨年よりも早まるほど温暖な天気だった。1〜3月の延べ入場者は全国判明分1076コースで939万1391人を数え、前年同期(1076コース)の913万6914人に比べ25万4477人、2・79%の増加となっている。

地区別の伸び率を北から順にみていくと、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、29コース)626・78%増、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、101コース)32・07%増、首都圏等3都県(栃木県ゴルフ場協議会、東京都支配人会、山梨県支配人会調べ、計155コース)1・40%増、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、201コース)5・85%増、関西地区(一社・関西ゴルフ連盟調べ、236コース)2・58%減、中国地区(一財・中国ゴルフ連盟調べ、107コース)1・86%増、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、57コース)0・49%増、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、190コース)3・75%増となっている。北海道から中部にかけては、昨年に比べ雪の影響が少なくゴルフ場の営業できたことから、大きな伸びとなっている。関西地区は最強寒波の影響を受け、特に滋賀県では雪によるクローズが多くあり落込みが大きくなっている。

なお、3月は東京など計8都県で減少したが、あとの33道府県は前年を上回り、トータルすると1076コースの延べ入場者数は396万1196人で前年同月(1076コース)に比べ16万6643人、4・39%の増加となった。

関連記事:2023/6/15 全国判明分の2月入場者、前年比7・61%のプラスに

「ゴルフ特信」第6933号より一部抜粋

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