一季出版株式会社

2023.08.25
2023/8/25 4月全国プレー料金指数、111・8で2・4%上昇

総務省統計局が発表した令和5年4月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は104・8ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比3・4%上昇し、20カ月連続の上昇となった。鳥インフルエンザの影響で、たまごが33・7%上がるなど食品価格が上昇、ホテルの宿泊料金が8・1%上昇した。電気代は9・3%下落したが、6月から電力会社が値上げを予定していることから地域等により、再び影響が強まりそうだ。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の4月の全国指数は111・8Pで、前年同月比は2・4%上昇し、13カ月連続の上昇となった。「東京都区部」の4月のプレー料金指数は113・7P(1万4807円)で前年同月比は3・5%の下落となり、4カ月振りに比較的大きな下落となった。

小売物価統計による主要都市部の4月のゴルフプレー料金でみると、東京都区部が1万4807円(前年同月比3・5%減)で最も高く、福島市が1518円(前年同月同)で低い。上昇率では55・3%増(2150円→3339円)の山形市、下落率では22・3%減(3300円→2565円)の青森市が目立った。
集計46都市のプレー料金は単純平均で5605円となり、前年の46都市での5542円と比べ1・1%の上昇となり、2カ月連続の上昇となった。
ちなみに、4月の全国ゴルフ練習料金は102・2Pとなり前年同月比1・7P上昇し16カ月連続上昇(2017年10月以来66カ月マイナスなし)となっている。

関連記事:2023/7/29 令和4年度全国プレー料金指数、104・2Pに上昇

「ゴルフ特信」第6943号より一部抜粋

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