2023.11.16
2023/11/16 6月全国プレー料金指数、112・1で3・5%上昇
総務省統計局が発表した令和5年6月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は105・0ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比3・3%上昇(上昇幅は5月比0・1P拡大)し、22カ月連続の上昇となった。鳥インフルエンザの影響で、たまごが35・7%上がった他、食料全般に上昇、家具・家庭用品8・6%上昇、ホテルの宿泊料金は5・5%上昇した。電気代は政府の補助金もあり12・4%下落となったが、5月の17・1%下落より下落幅が縮小した。電気代を含むエネルギーの平均は6・6%下落し、プロパンガスが2・1%上昇した以外は都市ガス代2・8%下落、灯油代2・2%下落、ガソリン代1・6%下落となっている。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の6月の全国指数は112・1Pで、前年同月比は3・5%上昇し、5月の2・3%上昇より上昇幅が拡大し15カ月連続の上昇となった。先行指標と言われる「東京都区部」の6月のプレー料金指数は109・9P(1万4307円)で前年同月比は3・3%下落となり、3カ月連続の下落となった。
小売物価統計による主要都市部の6月のゴルフプレー料金でみると、東京都区部が前出通り1万4307円(前年同月比3・3%減)で最も高く、福島市が1518円(前年同月同)で低い。上昇率では23・8%増(1万1200円→1万3870円)の横浜市、下落率では21・2%減(6465円→5096円)の新潟市が目立った。
集計46都市のプレー料金は単純平均で5638円となり、前年の46都市での5513円と比べ2・3%の上昇となり、4カ月連続の上昇となった。