８月入場者状況が各ゴルフ団体及びゴルフ場専門サイトの調べで明らかになり、全国的にマイナスで10％超の減少が11県にのぼるなど厳しい結果となった。
北から順にみていくと、北海道（北海道ゴルフリポート調べ、１１０コース）は延べ入場者数45万３８１３人で前年同月比２・32％の増加、東北地区（東北ゴルフ連盟調べ、１０１コース）は30万８５０９人で５・13％の減少、栃木県（県ゴルフ場協議会調べ、１０１コース）は33万１７９５人で９・01％の減少、東京都（都支配人会調べ、16コース）は６万６５８５人で６・80％の減少、山梨県（県支配人会調べ、38コース）は14万３０５４人で６・15％の減少、中部地区（中部ゴルフ連盟調べ、２０１コース）は73万７４１０人で７・67％の減少。
関西地区（一社・関西ゴルフ連盟調べ、２３６コース）は88万８１９人で７・48％の減少、中国地区（一財・中国ゴルフ連盟調べ、１０７コース）は32万３０７６人で10・35％の減少、四国地区（四国ゴルフ連盟調べ、57コース）は15万９１５５人で12・35％の減少、九州地区（九州ゴルフ連盟調べ、１９２コース）は62万８４８９人で９・99％の減少。

全国判明分（41都道府県）では、１１５９コースの延べ入場者が４０３万２７０５人を数え、前年同月（１１５８コース集計）の４３４万８１９２人に比べ31万５４８７人、７・26％の減少となった。
８月は全国的に猛暑だった上、台風が通過したエリアではその影響も出て、前年同月に比べ増加したのはわずか４県にとどまった。あとの37都道府県はマイナスとなり、うち11県では10％を超える大幅減少だった。４月から５カ月連続で減少（４月０・82％減、５月５・70％減、６月５・40％減、７月０・09％減、８月）するとともに、今年一番の落込みを更新した。
なお、全国判明分の１～８月累計入場者は１１５９コースで３１６３万９６９６人を数え、前年同期（１１５８コース）の３２２９万７０１９人に比べ65万７３２３人、２・04％の減少となった。１～７月累計の１・18％の減少から０・86ポイント悪化している。地区ごとの１～７月累計と１～８月累計の増減率は、北海道（１～７月累計５・02％増→１～８月累計３・80％増）、東北地区（３・11％増→１・74％増）、首都圏等３都県（０・94％減→１・85％減）、中部地区（１・27％減→２・13％減）、関西地区（３・42％減→３・93％減）、中国地区（３・94％減→４・72％減）、四国地区（２・01％減→３・26％減）、九州地区（０・06％減→１・26％減）。

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「ゴルフ特信」第６９８９号より一部抜粋