関西圏でも現在募集しているゴルフ場を集計したところ、岡山県を含めた２府５県で57コースが募集中となっていることがわかった。
そのうち51コースが正会員ベースで、平均募集金額は１１６・７万円となり、昨年よりコース数が５コース、９・８％増えたが、金額では10・６万円、８・３％ダウンした。
正会員ベースの種別ごとのコース数及び平均募集金額をみると、預託金制はコース数14コース（前年14コース）で平均募集金額１８５・３万円（２２１・１万円）、プレー会員権は36コース（31コース）で60・１万円（52・２万円）、譲渡不可は５コース（５コース）で３４０・７万円（３４０・５万円）、株主会員は１コース（１コース）で76万円（１２７・３万円）。

個別の募集金額では、東急グランドオークＧＣ（兵庫）の９９５万円（譲渡不可）が最高額となり、以下、東児が丘マリンヒルズＧＣ（岡山）６４０万円（預託金制）、田辺ＣＣ（京都）６３０万円（譲渡不可）、六甲国際ＧＣ（兵庫）５２５万円（預託金制）など。一方低額は、ＰＧＭグループのグレート岡山ＧＣ（岡山）11万円（譲渡不可）、三日月ＣＣ（兵庫）11万円（プレー会員権）、笠岡ＣＣ（岡山）16・５万円（同）、滋賀ＧＣ（滋賀）16・５万円（同）、和歌山ＣＣ（和歌山）16・５万円などと続いた。50万円未満の募集は32コースあり、内訳はプレー会員権26コースで28・１万円、預託金制３コースで42・６万円、譲渡不可３コースで26・２万円となっている。
募集開始時期での正会員ベースの平均金額（募集終了コース含む）では、２０２３年以降が８コースで69・３万円、２０２２年が11コースで２４１・８万円、２０２１年が７コースで１２６万円、２０２０年が３コースで23・８万円、２０１９年が２コースで49万円、２０１８年以前が41コースで１０４・６万円となった。
府県別の募集状況では、滋賀県が８コース（６コース）で66・９万円（51・３万円）、京都府が７コース（５コース）で１６２・５万円（１６５・９万円）、奈良県が３コース（４コース）で75・５万円（１１９・３万円）、和歌山県が５コース（５コース）で24・６万円（24・５万円）、大阪府が６コース（６コース）で１１１・５万円（１１１・５万円）、兵庫県が20コース（17コース）で１５３万円（１７４・９万円）、岡山県が７コース（８コース）で１１２・３万円（１３９万円）となっている。
なお、正会員ベースの募集以外では、太平洋クラブの関西エリア正会員３４６・５万円（プレー会員権、譲渡・相続可）、パーソナル２０９万円（同、譲渡・相続不可）、コーポレート２７５万円（同、同）募集が定員に達するとして今年８月に終了した。

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「ゴルフ特信」第６９９５号より一部抜粋