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2024.02.06
2024/2/6 景気ウォッチャー調査9月、現状が標準DIに近づく

内閣府は10日、『景気ウォッチャー調査』の令和5年9月調査の結果を公表した。
北海道から沖縄までの全12地域で『現状判断』に回答したゴルフ場関係者は6地域(8月6地域)計10人(10人)で最高評価の〝良くなっている〟は0人(0人)、〝やや良くなっている〟は3人(1人)、〝変わらない〟は3人(4人)、〝やや悪くなっている〟は1人(2人)、〝悪くなっている〟は3人(3人)。現状判断DIを独自に算出すると、令和5年9月は40で、前月の32・5に比べ7・5ポイント(以下、P)上昇した。

9月は、夏の猛暑が続いたものの例年より台風が少なく雨による影響が少なかったようだ。北関東地域の経営者は「夏の猛暑の影響や他のレジャーに流れていた来場者が、少し戻ってきている」、東海地域の支配人は「前年と比べ好調」として〝やや良くなっている〟と判断している一方で、中国・九州地域では「来客数は余り変わらずに推移」(中国地域、営業担当)、「僅かながら上昇傾向にある」(九州地域、従業員)として〝変わらない〟との判断だった。南関東地域では、「連休の影響で増えたほか、台風の接近が少なく、比較的天候が良かったことも追い風」(経営者、やや良くなっている)、「猛暑により来場者数が12%減少している」(経営者、悪くなっている)と対照的な判断だった。

『先行き判断』は6地域(8月6地域)計11人(12人)が回答。〝良くなる〟は0人(0人)、〝やや良くなる〟は3人(3人)、〝変わらない〟は2人(5人)、〝やや悪くなる〟3人(1人)、〝悪くなる〟は3人(3人)。先行きDIは36・4となり前月の41・7に比べ5・3Pの下落。2カ月振りの下落となっている。
先行きでは、東海地域のウォッチャー(支配人)が予約状況の良さから〝やや良くなる〟、九州地域のウォッチャー(従業員)がこれから冬にかけて韓国からの来場者を見込めることから〝やや良くなる〟と明るい判断だった。その一方で、「10月から再び値上げが実施されるが、賃金の上昇率が追い付いておらず、購入意欲が低下すると予想される」(九州地域、営業)ため〝やや悪くなる〟、「エネルギー価格や仕入価格が高騰している上、最低賃金アップにより利益が大幅に減少している」(南関東地域、経営者)として〝悪くなる〟と判断するウォッチャーもいた。
なお、業種全般の令和5年8月DI(原数値)は現状が50・4で前月比2・4P下落(2カ月連続下落)、先行きが49・7で同0・3P下落(3カ月連続下落)となっている。

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「ゴルフ特信」第7000号より一部抜粋

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