２０２３年10月の全国判明分入場者状況が判明した。
北から順にみると、北海道（１１０コース、北海道ゴルフリポート調べ）が延べ入場者数38万８７９５人で前年同月比６・22％減（前年は０・70％増）、東北地区（１０１コース、東北ゴルフ連盟調べ）が39万６３６人で６・22％減（６・56％増）、栃木県（１０１コース、県ゴルフ場協議会調べ）が42万１０６６人で６・82％減（５・19％増）、東京都（16コース、都ゴルフ場支配人会調べ）が８万３９９７人で３・90％減（４・81％増）、山梨県（38コース、県支配人会調べ）が16万５５５８人で１・17％減（０・44％増）、中部地区（２０１コース、中部ゴルフ連盟調べ）が95万１５３７人で３・72％減（０・59％増）。関西地区（２３６コース、一社・関西ゴルフ連盟調べ）が１１１万９６１８人で２・50％減（０・98％増）、中国地区（１０７コース、一財・中国ゴルフ連盟調べ）が43万１３０８人で４・53％減（１・37％増）、四国地区（57コース、四国ゴルフ連盟調べ）が21万５８２１人で４・05％減（０・56％増）、九州地区（１９１コース、九州ゴルフ連盟調べ）が85万１７５４人で２・96％減（３・04％増）。

全国では１１５８コースの延べ入場者数５０２万90人で、前年同月の５２２万９０２４人に比べ20万８９３４人、率にして４・00％の減少を記録した。２０１９年以来４年振りのマイナスとなり、前年同月から６・06ポイントも落ち込んだが、21年から続く延べ入場者数５００万人台（21年５１２万２５６８人、22年５２２万９０２４人、23年５０２万90人）はキープした。

10月は、降雨によって客足に影響が出た地域があるが、荒天に見舞われることもなかった。年初から夏までの落込みからの回復ができず、前年同月を上回ったのは41都道府県のうち佐賀（１・65％減）と沖縄（０・47％減）の２県だけで、全国的に落ち込んでいる状況だ。
一方、１～10月累計入場者については、全国１１５８コースの延べ入場者が４１２２万２７７４人を数え、前年同期の４１９６万３０５８人に比べ74万２８４人、１・76％の減少となった。１～９月累計の１・41％減から０・33ポイント下がった。都道府県別では、九州３県（熊本、宮崎、沖縄）で３％台の増加など計10道県でプラスを記録、あとの31都府県は０～12％減少となっている。

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「ゴルフ特信」第７０１２号より一部抜粋