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2024.03.18
2024/3/18 10月訪日外客数、コロナ後初めて2019年同月上回る

日本政府観光局(JNTO)は、10月の訪日外客数推計値が251万6500人となり、2019年同月を0・8%上回り、コロナ禍後初めて月単位で増加したと発表した。
国・地域別では韓国が63万1100人で19年同月比219・9%増と3倍増になった。以下、台湾42万4800人(2・7%増)、中国25万6300人(64・9%減)、米国21万1900人(38・2%増)、香港17万9300人(0・7%減)、タイ12万4600人(14・3%減)など。中国は日本への団体旅行が23年8月に解禁されたばかりなこと、東京電力福島第1原発の処理水放出が影響したとみられている。

なお10月の出国日本人数は93万7700人で19年同月比43・6%減とまだコロナ前を大きく下回っている。
訪日客が増えすぎてオーバーツーリズム(観光公害)となる観光地が出てきており、政府でも対策に乗り出しているほどだ。
ちなみに、ゴルフ場に海外からツーリズムで訪日する事例も増えてきており、有名観光地のゴルフ場から聞いた話ではネットを通じて訪日客からプレー予約が入ったり、直接ゴルフ場に来場され、来場を断るケースも増えているという。

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「ゴルフ特信」第7016号より一部抜粋

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