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2024.05.05
2024/5/5 中国地区2023年入場者、前年比2・91%の減少に

一般財団法人・中国ゴルフ連盟(CGU)がこのほどまとめた2023年入場者状況によると、年間入場者は3年振りに前年実績を下回ったことがわかった。
CGUに加盟する5県107倶楽部の23年の年間延べ入場者は434万687人を数え、前年の447万943人に比べ13万256人、率にして2・91%の減少となった。また1倶楽部平均入場者数は、前年に比べ1217人減の4万567人となっている。
県別の延べ入場者状況についてみると、5県すべてで前年実績割れしており、山口県(加盟16倶楽部)は延べ入場者数81万6521人で前年同期比1・39%の減少、広島県(41倶楽部)は172万3542人で1・76%の減少、岡山県(35倶楽部)は133万735人で3・39%の減少、島根県(7倶楽部)は24万2515人で5・16%の減少、鳥取県(8倶楽部)は22万7374人で10・93%の減少と続いている。

中国地区の2023年は1月に雪のため5県トータル6・71%減と落ち込んだが2月9・13%増、3月3・57%増の2カ月間で1月のマイナス分を相殺した。ところが4月以降は雨や暑さといった天候面の影響によって、4月2・86%減、5月10・99%減、6月7・25%減、7月6・52%減、8月10・35%減と減少が続いた。9月は3・94%増と6カ月振りに増加を記録、しかし10月4・53%減、11月1・45%減と再び落ち込んだ。
12月は、雪の影響で9%強のマイナスとなった22年同月の反動と暖冬によって鳥取県22・39%増、広島県9・25%増、島根県6・63%増、山口4・74%増、岡山県0・04%減となり、5県トータルでは5・39%増。2月に次ぐ伸び率となっている。

関連記事:2024/2/1 中国地区1~9月入場者、前年比3・74%の減少に

「ゴルフ特信」第7034号より一部抜粋

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