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2024.06.25
2024/6/25 ノーザンアークリゾート(北海道)3月末で営業終了

ゴルフ場やスキー場、ホテルを備えるノーザンアークリゾート(北海道北見市端野町)が3月末で営業終了となることがわかった。スキー場は3月17日ごろまでで営業を終了、ゴルフ場のノーザンアークゴルフクラブ(18ホール、北見市)は、現在のノーザンアークリゾート㈱としては今期の営業を行わないことが決定しているという。
営業終了の理由として、北海道新聞では近年はコロナ禍における利用者減により事業不振が続いていたと伝えた。

同リゾートは女満別空港から車で約30分に位置し、18ホールのゴルフ場は河渕正一氏のコース設計で、雄大な地形の中で全長距離が7000ヤードを超える規模を有していた。ゴルフ場は1991(平成3)年8月に開場、1989年に隣接地にオープンしたスキー場とともに㈱グラウンズが運営していたが2008(平成20)年3月に民事再生法の適用を申請。同年8月に韓国の英(ヨン)流通(趙徳英会長)をスポンサーとする再生計画案が成立して、施設の営業譲渡を受け施設名をノーザンアークリゾートに変更。ホテルとスキー場、ゴルフ場、そして翌年には北見温泉「金の湯」をオープンして、複合温泉リゾートとして運営。最近はホテル2階にGOLFZONのシミュレーションゴルフを設置し、案内もしていた。
運営サイドによると、ゴルフ場は会員制の運営だが、閉鎖後の処理や事業承継するかどうか等についても決まっていないとしている。

「ゴルフ特信」第7048号より一部抜粋

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