2018.05.12
2018/5/12 平成29年度プレー料金指数、再びマイナスに転換
総務省統計局が先ごろ発表した平成30年3月の全国消費者物価指数(27年基準、CPI)は100・6ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比0・9%の上昇となり、これで15カ月続けての上昇となった。29年度平均は100・4Pで前年度比0・7%上昇し、2年度振りの上昇となった。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の3月の全国指数は95・0Pで前年同月比は0・3%下落し、12カ月連続の下落となった。29年度平均は99・2Pで前年度比0・9%下落し、2年度振りの下落となった。ゴルフプレー料金は、プレー人口の減少や競争激化によりバブル崩壊以降ほぼ下落を続けたが28年度は100・1Pで前年度比1・0%上昇し、8年度振りプラスとなり、底入れが意識された。しかし、再び下落に転じたもので、ゴルフプレー料金のここ20年近くの下落振りは、ほぼ安定しているゴルフ練習料金や、4年連続上昇となったボウリングゲーム代と比べると際立っている。