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2024.08.30
2024/8/30 訪日外客数、3月は単月で過去最高の300万人突破

日本政府観光局(JNTO)は4月17日に、今年3月の訪日外客数を発表し、春の桜シーズンによる訪日需要の高まりに加え、今年はイースター休暇が3月下旬から始まったこともあり、単月として過去最高を更新するとともに、初めて300万人を突破したことを明らかにした。
3月の訪日外客数は前年同月比で69・5%増、2019年同月比では11・6%増の308万1600人となった。

東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域においては米国などで訪日外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となったとし、23市場のうち韓国、米国など17市場において3月として過去最高を記録したほか、ベトナム、インド、米国など8国・地域で単月過去最高を更新した。
また、観光庁の訪日外国人消費動向調査によると、24年1~3月期の訪日外国人旅行消費額(速報)は1兆7505億円となり前年同期比73・3%増(2019年同期比52・0%増)となった。1人当たり旅行消費支出推計額は20万9千円とし、国籍・地域別にみると、オーストラリア(37万3千円)、英国(36万7千円)、スペイン(35万2千円)の順で高かったという。

観光庁が各空港でアンケート調査した「訪日外国人消費動向調査」の24年1~3月分は8263人(前年同期1万443人)から回答があり、空港(入港)別では成田国際空港が27・4%(35・2%)の2845人(4369人)で以下、比率では関西国際空港24・7%(23・2%)、東京国際空港(羽田空港)16・8%(17・6%)、福岡空港9・1%(11・7%)、那覇空港、新千歳空港、中部国際空港の順となった。

アンケートに回答した訪日客のうち56人(前年同期48人)が「ゴルフ場・スポーツ施設利用料」で消費したと回答。国別で回答が多いのは韓国17人(14人)、米国16人(5人)が抜けて多く、香港6人(3人)、カナダ4人(0人)、マレーシア3人(3人)、英国3人(3人)などで、中国は1人(1人)、台湾は0人(3人)と米国の伸びが特に目立った。実施比率(選択率)は0・8%(0・5%)で前年同期より高まったが、支出単価は1万6489円(8万119円)と極端に低くなった。米国は観光客が増えたことにより、日本のゴルフ場が認知され、急に実施率が高まったのかも知れない。ただし中国からの観光客数が低調のままなことや、ゴルフ場での消費額は日本人並みの相場に落ち着いてきている。

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「ゴルフ特信」第7073号より一部抜粋

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