2024.09.14
2024/9/14 全国判明分1~3月入場者、前年比1・77%の減少に
全国判明分の1~3月入場者状況をまとめたところ、41都道府県1067コースの延べ入場者数は921万1035人で前年同期(1074コース)に比べ16万6027人、1・77%の減少となっていることがわかった。
地区別の伸び率を北から順にみていくと、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、26コース)は44・12%減(前年同期626・78%増)、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、97コース)は13・17%減(32・07%増)、首都圏等3都県(栃木県ゴルフ場協議会、東京都支配人会、山梨県支配人会調べ、計154コース)は3・99%減(1・40%増)、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、200コース)は3・71%減(5・85%増)、関西地区(一社・関西ゴルフ連盟調べ、236コース)は1・40%増(2・58%減)、中国地区(一財・中国ゴルフ連盟調べ、105コース)は2・33%減(1・86%増)、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、57コース)は1・09%増(0・49%増)、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、192コース)は0・24%減(3・75%増)となっている。
気象庁によれば、2023年から2024年にかけての冬は暖冬傾向にあり、今年1~3月は全国的に平均気温が平年より高いとする一方、一時的に大雪となる可能性もあるとの予報だった。1月は一部地域を除きゴルフ場入場者が前年実績を大きく上回りトータル(40都府県)5・36%の増加と暖冬効果がみられたが、2月は対照的に天候不順から全国的に落ち込みトータル(同)1・49%の減少となった。
3月も降雪など天候が悪い上、集計コース数が昨年に比べて7コース減少した影響もあり、北海道から中国地区にかけて前年を上回ったところがなく、四国地区で徳島、高知両県、九州地区で大分、宮崎、沖縄3県及び福岡北部地区が増加しただけにとどまった。41都道府県トータルでは延べ入場者数369万7323人で、前年同月の395万7621人に比べ26万298人、率にして6・58%の減少となっている。