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2024.09.15
2024/9/15 令和5年度全国プレー料金指数、107・1Pに上昇

総務省統計局が先ごろ発表した令和5年度の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は、105・9ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)の過去最高となり、前年度比2・8%上昇(3年連続上昇)。3月も106・8Pで前年同月比2・6%上昇し、31カ月連続で物価上昇が続いている。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の令和5年度の全国指数は107・1Pで前年度比は2・8%上昇し、6年度連続の上昇となった。3月は102・5Pで前年同月比2・3%上昇し、24カ月連続上昇となっている。比較的安定していたゴルフ練習場の令和5年度は102・8Pで前年度比1・8%上昇し、6年度連続の上昇。3月は103・2Pで1・8%上昇し、27カ月連続の上昇となった。
また、ゴルフクラブの令和5年度は77・8Pとなり、前年度比では1・7%下落し3年度連続の下落。3月は82・6Pとなり、前年同月比では4・2%の上昇となり、3カ月連続の上昇となった。

一方、小売物価統計による主要都市部の3月のゴルフプレー料金は沖縄県那覇市が1万3726円で前年同月比2・5%増となり、東京都区部の1万2992円(前年同月比0・7%増)を上回りトップ(3カ月間)を堅持。集計43都市のプレー料金単純平均は5336円で、前年同月の43都市での5327円と比べ0・2%の上昇となった。
また同時期に令和5年1月~12月の主要都市部の平均小売物価も発表された。ゴルフプレー料金は46都市集計で5442円となり、前年比0・6%上昇した。最高額は東京都区部の1万3840円だった。

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「ゴルフ特信」第7080号より一部抜粋

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